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税理士として、経営者としてアドバイスができる
税理士インタビュー
税理士になったきっかけを教えてください。
先代は私の父親でした。私が小さい頃は事務所が実家のすぐ隣にありましたので、よく顔を出しては、事務所の雰囲気、そこで働く大人たちの背中を見ており、「カッコいいなあ」という憧れがずっとありました。
当然自分も将来税理士になるものだと、父の跡を継ぐものだと小学生のころから信じ込んでいて、そのためには「私立中学校に入らなくちゃ」「勉強しなくちゃ」と、子どもながらに一所懸命考えておりました。
学生時代は馬術部に所属して競技に打ち込み、卒業後に税理士の資格を取得。28歳のときに当事務所で一職員として働き始めました。いまは所長という立場ですが、事務所をまとめながら、現場にも立ち会い、経営者として、また一人の税理士として、これからも成長し続けなければならないと考えています。
税理士法人 長沼税務会計事務所の強みを教えてください。
当事務所の業務部は3つの課に分かれており、それぞれが一つのチームとしてお客様を担当していますが、毎月の全体会議により、情報を事務所全体で共有します。また、課を横断する委員会を設置し、組織としての機能向上にも努めています。
お客様のご依頼に対して、事務所が一丸となって取り組みます。現在、400社以上の法人のお客様へのサービスを行っておりますが、一つひとつのご依頼に対する、当事務所の仕事の質を評価していただいている結果だと自負しております。
では、所長ご自身の税理士としての強みを教えてください。
当事務所は、25名の職員、総務部・業務部、業務部は3つの課があり、外部の専門家・金融機関との強固なネットワークを築いてきた組織です。
職員の数もある程度の人数がおりますので、経営する中での喜び、また難しさというものもお客様と同じように感じております。同じ経営者としてお客様と共に考え、私共の人脈をご活用いただいたりしながら、アドバイスをさせて頂いております。
また、スケールメリットだと思いますが、「税務調査」や「事例の数」など一人の税理士が数年かけて得る経験を短期間で経験しております。その結果、多くのノウハウが蓄積されますので、この点も大きな強みだと感じています。
日々、お客様と接する事で心がけている事はありますか?
常々職員にも言っていることですが、「自分だったらどうするか」ということを考えてお客様とお話しします。感情移入した上で冷静なアドバイスできるかどうかが、税理士としての資質の分かれ目だと私は考えています。
有資格者であっても、実際の現場では例外ばかりで、画一的な知識だけでは本当にお客様の立場に立ったサービスなど提供できません。「ダメかなぁ」と思う事も素人感覚で職員に「どうにかならんかなぁ」と投げかけてみて議論をしてみたりすると意外な道筋が見えてきたりしますし、私はお客様の事案を潜在意識に入れておくと、朝の目覚めの瞬間に思いもよらない閃きに出会ったりしますので、職員にも決めつけたりせず常に頭で考えておくことの大切さを語っております。
やりがいを感じるのはどんなときですか?
お客様にとってのよいアドバイスが行えたときです。税務に関する仕事の中では、どれだけ手を尽くしてもどうにもならないケースというものが、やはり存在します。そういったとき、お客様のご要望に沿った二の矢、三の矢を射ることができるのも当事務所の強みです。
「できません」で終わらないからこそ、最後にお客様の喜ぶお顔を見ることができる。それはまた、私たちの喜びであり、やりがいでもあります。
顧問先様からどのような相談をよく受けますか?
資金調達のご相談、事業承継のご相談、相続のご相談などが多いでしょうか。
長年の経験とノウハウ、組織力の強さ、そして強固な専門家ネットワーク体制を敷いております。個人・法人問わず、税務に関するどのようなご相談にも対応することができます。
最後に経営者のみなさまにアドバイスをお願いいたします。
会計事務所は、お客様の使い方次第で強力な武器となります。
「これは無茶だろう」「ここまでやってくれないだろうな」とご自身で判断せず、少しでも疑問に感じられたことは何でも、遠慮なくおっしゃっていただければと思います。
もちろん、すべてを思い通りに進めることは難しいでしょう。しかし、小さな改善の積み重ねが、いつか大きな差となって表れます。事務所によって差が出る税務会計だからこそ、当事務所を選んでいただきたい。そう考えております。